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コース詳細と学習フロー
KageONetのコースは、デジタルリテラシーの基礎からサイバーセキュリティの応用まで、段階的に学べる構成です。初級ではパスワード管理、セキュアなブラウジング、フィッシングの見分け方など日常的に必要な知識を習得します。中級ではネットワークの基礎、データ保護の基本原則、簡単な脆弱性の理解と対応手順を学びます。上級ではインシデント対応のプロセス、ログの読み方、基本的なフォレンジックの概念など、実務での判断力を養う内容を含みます。各モジュールは短い講義と実務に即した演習で構成され、企業導入時には受講者の役割に応じたモジュール選定と評価方法を提案します。継続学習のためにフォローアップ教材と評価レポートを提供し、受講後に組織内でどのように運用・維持するかのガイドラインも提示します。
初級モジュールは、デジタル社会での日常的リスクを理解し、基本的な予防策を実践できることを目的としています。具体的には強固なパスワードの作成と管理、多要素認証の導入方法、安全な通信の確認(HTTPSの識別など)、迷惑メールやフィッシングの見分け方、一般的なソーシャルエンジニアリング手法に対する注意事項などを取り扱います。また、個人情報の取り扱いに関する基本的なルールや、業務で使用するアプリケーションの設定確認の手順を演習形式で学びます。これにより、受講者は日常業務で発生し得るリスクを事前に軽減する行動を取れるようになります。企業内での初期教育として導入することで、セキュリティ意識の共通基盤を作ることができます。
中級モジュールでは、ネットワークとシステムの基本的な構成を理解し、業務で直面するセキュリティ課題に技術的に対処する基礎力を養います。具体的にはネットワークトポロジーの基礎、ファイアウォールとアクセス制御の概念、暗号化の基本、データ分類と取り扱い方、定期的なソフトウェア更新や脆弱性管理の実務手順を扱います。さらに、簡単なログ分析や不審な動作の検出方法、セキュリティポリシーの運用に関する演習を通じて、組織内での実践的な役割を果たせるよう設計されています。受講後には、日常的な監視項目と対応フローを理解し、適切に報告するスキルが身に付きます。
上級モジュールは、インシデント発生時の初動対応から復旧プロセスまでの流れを学ぶことに焦点を当てています。インシデント対応のフレームワーク、影響評価と優先順位付け、関連ログの収集方法、証拠保全の基本、外部専門家や法的対応に関する連絡手順など、実務的なプロセスをケースベースで検証します。また、BCP(事業継続計画)との連携や、関係者への説明文書の作成演習を通じて、組織全体での対応力を高めます。シミュレーション演習により、時間的なプレッシャー下での判断やチーム内の役割分担の確認を行い、対応後のレビューと改善点の抽出までを含めた一連の流れを体得します。